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開催レポート
That's小痴楽、THE小痴楽な贅沢な3席。
満場の客席を自分の世界に一気に引き込み、笑わせて気持ちよくさせて。
柳亭小痴楽:「のめる」
柳亭小痴楽:「明烏」
-お仲入り-
柳亭小痴楽:「佐々木政談」
第6回(こみちさんの回)以上の大入り満員。予備の椅子の、さらにまた追加の椅子を引っ張り出してきての80名近いお客様で会場はいっぱい。小痴楽さん人気のすごさを身をもって感じました。
楽屋で根多帳を見てくれたのでしょう。前回のこみちさんの話から、高座はスタート。燕路師匠に優しくしていただいたエピソードなどから、1席目は「のめる」。
「いっぺぇ、呑める」が口癖の男と、「つまらねえ」が口癖の男の噺。軽い噺ですが、小痴楽さんが好きなテイストの噺だけに、建具屋の半公が高座で躍動するわするわ。この手のイキのいいネタは小痴楽さんの生命力が、観客にもびんびん伝わってきます。
二席目は「明烏」。これも小痴楽さんの得意ネタ。どうやら、くがらくのお客さん(落語をそんなに多く聞いているわけではない方が多い)に向けての挨拶代わりの回にしてくれる模様です。実際、トリネタも「佐々木政談」でしたし。
多くのアンケートにも書いていただいていたように、小痴楽さんの「明烏」。ポイントはひ弱だけど色っぽい若旦那(時次郎)と、マゾっけたっぷりな源兵衛と多助。このコントラスト。くっいりと描かれたキャラと噺の運びに、会場のお客様も笑ったり、ため息ついたり。
「どうだ!俺が小痴楽だ!」の“THE小痴楽”“ザッツ小痴楽”の高座、最後は「佐々木政談」。くがらくのチラシの裏面にあった「くがらクイズ」にも出てきた「佐々木政談」は、小痴楽さんが敬愛する柳家三三師匠から教わった大ネタ。
お奉行ごっこに興じる子供になったり、親になったり、町役人になったり、町奉行・佐々木信濃守になったり。登場人物も多く、力量がないとおいそれとはできない難しい噺のひとつです。
お客さんが背景や情景、シーンを想像できるように話してくれないと落語は楽しめません。お客さんとの協働作業ですよ、とはよく言われますが、噺家さんの力が試されるのも、また事実。
次々と目の前に現れる、こまっしゃくれた洟垂れ小僧や、粋な町奉行。その世界にどんどん引き込まれていきます。“ザッツ小痴楽ワールド”。
万来の拍手に包まれて高座を降りた後も、延々と続くお帰りのお客さんの列にご挨拶を重ねる小痴楽さん。本当にありがとうざいました。
くがらくスタッフ一同
独占インタビュー記事
プロフィール
柳亭小痴楽 プロフィール
ご協力いただいたアンケートと編集部からのお返事
第07回 柳亭小痴楽さんの回
くがらクイズ(第07回小痴楽篇)
【問題】小痴楽さんが三遊亭遊雀師匠から教わったのは「湯屋番」。では、浅草で瀧川鯉昇師匠から教わったネタは?
- 『磯の鮑』(いそのあわび)
- 『佐々木政談』(ささきせいだん)
- 『明烏』(あけがらす)
「くがらく」ホームページ掲載中の小痴楽さん独占インタビュー(1)~(7)を読んでお答えください。
正解者の中から抽選で
●1名様を次回のくがらくへ無料ご招待
●1名様へ、小痴楽さん直筆色紙 をプレゼントいたします。
独占インタビューを読んでいただければ簡単です。みなさま、ふるって、ご応募ください。
ご応募は、こちらから。たくさんのご応募、お待ちしております!
ご予約募集要項(終了)
第07回「柳亭小痴楽」さんの回。無事お開き。ありがとうございました。
〔日 付〕 2016 年 5 月28 日(土)
〔時 間〕 開場18:00 /開演18:30( 1時間30分ほど)
〔出 演〕 柳亭小痴楽さん(2~3席)
〔木戸銭〕 1,000 円
〔会 場〕 鵜の木八幡神社(大田区南久が原2-24 -1) 客席数(イス席)は、最大で60名ほどですので、できるだけ、事前にご予約いただけると助かります。会場はきれいな社務所です。絨毯敷きの広間で行います。
〔交 通〕 東急池上線 久が原駅・多摩川線 鵜の木駅 ともに徒歩7分
〔ご予約・お問い合わせ〕 久が原落語友の会
090-4824-9243(留守電の際は折り返し、ご連絡差し上げます。)
電子メールアドレス : rakugo@miura-re-design.com
※終演後は希望者の方と小痴楽さんを囲んで打ち上げをします。木戸銭とは料金は別になります。場所は、神社近くの小料理屋「さより」です。小さなお店なため、人数には限りがあります(20数名程度)。ご希望の方は、お早めにお申し出ください。
※終演後の打ち上げは、申し込み人数が定員に達しましたので、締め切りとさせていただきます。