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開催レポート
じんわりとじょじょに染みていく「小ふね」エッセンス。最後は笑い過ぎで涙を流すお客様も出ました。
第24回くがらく。史上最速の満員御礼。また、新しい久が原会館に移りましてから最多のご来場者数に。キャンセル待ちでご案内できなかったお客様申しわけございません。
最初、「どんなお客様かな?」という感じで探り探りな感じでスタートした小ふねさん。枕から根多に移る際の「何はともあれ落語で御座います」←この一言、大好きです。いざ高座。
得意とする与太郎噺「牛ほめ」。少々口が悪い与太郎さんも小ふねさんが演ると愛嬌があって愛されキャラに。オウム返しを、こんなに面白く話せる人はそういないと思います。
小ふねさんを初めて聴く方が多かったですが、小ふねさんのおかしなしゃべくりで、徐々に客席が温まっていくのがわかりました。
小ふねさんポテンシャルが発揮されるのが、次の「つる」。ここら辺からお客様たちの間に「小ふねさんて、こんな人」っていうのが、じんわりと浸透していった感じです。
知ったかぶりの隠居さんが首長鳥の由来を教えてくれる古典落語の代表作「つる」。なのですが、小ふねさんの手にかかると…こんなに笑える噺になるなんて。定番古典落語の「つる」で、地味キャラの隠居でこんなに笑えるなんて。
ここで仲入りかな?と運営側も(お客様も!)思っていたのですが、なんと仲入り前にもう一席。2024年度「公推協杯 全国若手落語家選手権」の本選で掛けた「磯の鮑」です。ここでも小ふね版与太郎が大活躍!やってくれました。
ここでお仲入り。
仲入りでいったん落ち着いたか?と思われた客席(実は沸騰寸前に温まっていた!)を一気に笑いの渦に巻き込んだのが最後の「火焔太鼓」です。
どかんどかん!だけではなく、ひーひー、くすくす、うははは、くっくっく、といったさまざまな波のような笑いが“常に”客席のあちらこちらで。
牛ほめ⇒つる⇒磯の鮑⇒火焔太鼓と。野火のように抑えられない笑いが、制御不能な笑いが客席を丸っと包み込んでお開きとなりました。笑いの大波を起こす、ちいさなふね。最高でした。ありがとうございました。
くがらく 新免玲子
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第24回 柳家小ふねさんの回(公開中)
ご予約受付中です(終了しました)
第24回「柳家小ふね」さんの回。ご予約受付中です。※開催日が「5月24日(土)」に決定しました

〔日 付〕 2025年05月24日(土)
〔時 間〕 開場13:30/開演14:00(二席 ⇒ お仲入り ⇒ 一席。終演予定は16:00頃です)
〔出 演〕お招きするのは、柳家小ふねさん(二ツ目さん)です。
〔会 場〕 久が原会館 2階(東京都大田区久が原2-7-11) ※ こちらが会場地図になります。
- 新しくなった久が原会館にはエレベーターがあります。
- すべて椅子席です/冷暖房完備/男女別トイレ(1階・2階それぞれに完備)
- 受付の際、あずき飴(例)を差し上げています。
- なお、久が原会館の中には自動販売機がございません。飲み物が必要な方は途中のコンビニエンスストア等でお買い求めの上、ご来場ください。
〔交 通〕 東急池上線 久が原駅 ライラック通り 徒歩12分|都営浅草線 西馬込駅 徒歩18分
東急バスを使ってもお越しいただけます。次の2つの路線が使えます。
(1)蒲12系統 蒲田駅~田園調布駅 (2)森04・森05系統 大森操車所~池上駅前・洗足池
停留所名はともに「久が原出世観音」。バス停から徒歩1分です。
〔木戸銭〕 2,000 円(運営費。当日、受付にてお支払ください)。
〔ご予約・お問合〕 くがらく 090-4824-9243 留守電の際は折り返し、ご連絡差し上げます
電子メールアドレス : rakugo@miura-re-design.com