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開催レポート
久が原近隣・池上線沿線住民を翻弄。
この日のために生まれたと言っても過言ではないネタで
爆笑の渦に巻き込んで。最後にはほろりとさせて。
古今亭駒次:「鉄道戦国絵巻」
古今亭駒次:「ビール売りの女」
-お仲入り-
古今亭駒次:「公園のひかり号」
超大入り満員の中、駒次さんはネタだしをお願いしていました「鉄道戦国絵巻」を最初にかけてくださいました。もうウケるのなんのって。ここまで久が原地区・東急池上線のためにつくられたような噺は、そうそうありませんから。思惑通り、大笑いの連続です。
駒次さんも喜んでくれたのでしょうか。それとも、予想を遥かに超えるお客様の好反応に面食らったのでしょうか。普段の高座よりもテンションが高めのような気がしました。なぜって、少々、早めの口調とテンポでしたから(苦笑)。一番おいしいところで、少しとちるというおまけつきでしたが、そこすらも爆笑に変えてしまいました。さすがです。
二席目は「僕は鉄道落語だけじゃないっですよ」という守備範囲の広さ、持ちネタの領域の豊富さを伝えるとばかりに、「ビール売りの女」。これも駒次さんらしい新作落語の一つ。現実と、ちょっとずれた不思議な世界が交差するユーモアあふれる一作です。ドラマチック。「まるで映画(ドラマだったかな?)を観ているよう」とどなたかが帰りがけに感想をもらしていましたが、まさにそんな気持ちになるから、聞いている方も不思議です。
しかし、よくもまぁ、こんなヘンテコな(褒め言葉ですよ!)ストーリが考え付くものです。新作落語を自分で考えている噺家さんってすごいです。
お仲入りを挟んで、(最後はなにをかけてくれるのかな?)と思っていると、なんと「公園のひかり号」でした。お客様の多くは、この噺を初めてお聞きになる方々でしょう。ストーリー展開をしっている我々は内心(最初はみんな、大笑いの喜劇だと思うんだよなぁ。でも実際は…。ふふふ、聞いて驚くぞ)と思いながらバックヤードに。
案の定、前半は駒次さんの掌の上で笑うお客様たち。次第に、お客様の心の声が聞こえてくるようです。(おや?)(あれれ?)(どういうこと?)。徐々にハートを鷲掴みにされていくお客様たち。(たぶん、そうだったことと思います。そうに違いありません)。
そして仕舞には…。
駒次さんの緩急をつけた高座に、笑って、ジーンときて、ほろりときて。まさに駆け巡る駒次ワールドに翻弄された形で、満足顔のお客様たち。駒次さんをお呼びして良かったな、無事終了してよかったなと思い、後片付けに入りました。(反省点も多々抱えつつ)
実は、最後の高座を降りてきた駒次さん。「(トータルの高座時間が)短くありませんでしたか?お客様、満足していただけたでしょうか。最後にお客様と質疑応答タイム、しましょうか?」と声をかけてくださっていたんです。
すでにスタッフが終わりの挨拶をしはじめたところだったので、叶いませんでしたが、(なんて優しいんだ!駒次さん!)と思ってしまいました。駒次さん、ありがとうございました。
くがらくスタッフ一同
独占インタビュー記事
プロフィール
古今亭駒次 プロフィール
ご協力いただいたアンケートと編集部からのお返事
第08回 古今亭駒次さんの回
くがらクイズ(第08回駒次篇)
【問題】 駒次さんが以前つくった、江戸が舞台の新作落語は、次のうちどれでしょう?
1 『旅姿浮世駅弁』
2 『花は桜木』
3 『駅名寿限無』
挿絵は気にせず、「くがらく」ホームページ掲載中の駒次さん全文インタビューを読んでお答えください。正解者の中から抽選で1名様を次回のくがらくへ無料ご招待。その他、何名か様に何らかプレゼントする予定です
ご応募は、こちらから。たくさんのご応募、お待ちしております!
ご予約募集要項(終了)
第08回「古今亭駒次」さんの回。無事お開き。ありがとうございました。
〔日 付〕 2016 年 7 月30 日(土)
〔時 間〕 開場18:00 /開演18:30( 1時間30分ほど)
〔出 演〕 古今亭駒次さ ん。久が原に縁のある駒次さん(詳しくは、追ってホームページに掲載するインタビューにて)。駒次さん作の新作落語を3席演っていただきます。なお、そのうちの1席は地元・久が原ではお馴染みの路線・東急池上線が大 活躍?する楽しい創作落語『鉄道戦国絵巻』です。とっても楽しい人気の噺です。これだけでも一見(一聴)の価値があります。どうぞ、お楽しみに!
〔木戸銭〕 1,000 円
〔会 場〕 鵜の木八幡神社(大田区南久が原2-24 -1) 客席数(イス席)は、最大で60名ほどですので、できるだけ、事前にご予約いただけると助かります。会場はきれいな社務所です。絨毯敷きの広間で行います。トイレ(男女別)/冷暖房も完備しております。
〔交 通〕 東急池上線 久が原駅・多摩川線 鵜の木駅 ともに徒歩7分
〔ご予約・お問い合わせ〕 久が原落語友の会
電話 090-4824-9243 (留守電の際は折り返し、ご連絡差し上げます。)
電子メールアドレス : rakugo@miura-re-design.com
※終演後は希望者の方と駒次さんを囲んで打ち上げをします。木戸銭とは料金は別になります。場所は、神社近くの小料理屋「さより」です。小さなお店なため、人数には限りがあります(20数名程度)。ご希望の方は、お早めにお申し出ください。